大村あつしオフィシャルブログ

女子のテニスランキングが凄いことになってきています。

（写真は、「女神すぎる女子テニスプレイヤー」のルイザ・チリコです。

今回のテーマとはなんの関係もありません）

というのは、１位のセレナ・ウィリアムズと、２位のアンジェリック・ケルバーが、ほとんど差がないのです。

ということで、女子テニスランキング、最新のTOP30をご覧ください。

実は、先週のシンシナティ・オープンでアンジェリック・ケルバーが優勝していたら、ついに世界ランク１位になるところでしたが、惜しくも準優勝で終わりました。

では、今後はどのような展開が予想されるかですが、一番カギを握るのはセレナ・ウィリアムズの動向です。

彼女は、昨年の全米オープンの準決勝でロベルタ・ビンチに敗れた後、「心の故障」を理由に残りの試合をすべてキャンセルしました。

すなわち、セレナは、仮に今度の全米オープンで準決勝まで進めなければ、ここでポイントを失いますが、全米オープンのあとの試合、特にチャイナの２大会とツアーファイナルズに出れば、失うポイントが元々ありませんので、ポイントは稼ぎ放題です。

さらに、ちょっと考えにくいのですが、東レPPOなどのプレミアレベルの試合にも出場すれば、まだまだポイントが増やせます。

すなわち、セレナが１位死守のために本気を出したら、アンジェリック・ケルバーは一気にきつくなります。

なによりも、今年中に１位に躍り出ないと、ケルバーは今年１月のブリスベン国際で準優勝、そして全豪オープンで優勝していますので、来年の１月は、最高の成績を残しても、今あるポイントを死守するだけです。

逆に、2015年のように、全豪オープン１回戦敗退なんてことになったら、それだけで2000ポイント失いますので、ケルバーの１位は遠のきます。

また、ケルバーの今年の活躍は神がかっていますが、そうは言っても来年で29歳です。

すなわち、ケルバーは今年の残りシーズンしかチャンスはないと考えています。

また、全米オープンで優勝すれば、５位のシモナ・ハレプまで１位になるチャンスがあります。

ついに、山が動くのか・・・。

いずれにしても、世界ランキング争いが一気に面白くなったのは事実です。

次に、今年の成績、レースランキング（ロード・トゥ・シンガポール）をご覧ください。

ボクは、　今年の1月14日のブログで　「カロリーナ・プリスコバは、今年TOP8に入ってツアーファイナルズに出場する」と予想しましたが、

ついに９位までランキングを上げました！

自分で言うのもなんですが、ボクは今年、モニカ・プイグの大躍進（リオ・オリンピックで金メダル）を１月の時点で予想するなど、結構予想を当ててきたのですが、

「プリスコバは、予想を外しちゃったかなー」

と思っていました。

しかし、９位まできましたので、あと１つです。

これは、今後のプリスコバからも目が離せませんね(*^^*)

あとは、これでダリア・カサキナがTOP20に入れば、今年は予想を当てまくりの１年になります(*^^*)

もっとも、ベンチッチの怪我での離脱も予想していましたが、この予想は外れてほしかったですね(´；ω；`)

テニス好きの方はポチッとお願いします→　　

最初に戻る→　こちら　　　　翌週へ→　こちら